《 寝たふりをしている私 》

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夜の11時。
パジャマに着替え自分のベッドに横になった私はうつらうつらしている。
ドールハウスにいる弟が、今日もやってくる。

縮小病のため小人になった弟は、私が寝ていると思っているのだろう。
小さな体から想像もできない力で、私の身体をよじ登り、私の唇まで這い上がった。



どうやら弟は私とキスしたいらしい。
こんな事をして私が起きないと思っているのかしら。
でも、私はそのまま寝たふりをする。




弟はどういうつもりなのでしょう?
私が寝ているのなら、私のカラダの全てに触れると思うのだけど。

あぁ、弟は姉である私に遠慮しているのね。
巨大な私が目覚めたら、私の肉体にへばり付いている弟を見て、怒るかもしれない。
ただ唇を愛撫しているだけならば、私がそれほど怒らないかもしれない。

そう、今の私は小さくなった弟をいつでも捻り潰す事ができる。
もちろん、そんなコトを私はしないわ。

弟の力で私には勝てない。
でも、弟は性欲を我慢できなくなったらしい。

寝ている姉の肉体をオモチャにするなんて、とてもイケナイ事だから。
せめて私の美しい唇にキスをして、弟は自分の性欲を満足させたいらしい。
弟の基準だと、姉にエッチな事をする時はキスだけなら許される、それ以上はダメらしい。

腰を振って股間のペニスを私に押し付けていた弟。
やがて「あぁ」という声と共に射精する。
ほんの僅かな精液を唇に感じる。
私の唇に弟が精液をかけたら普通は怒ると思うのだけど、
どうしてなのだろう、私の身体も痺れるような快感を味わっている。

私は寝ているのだから、いくらでも好きなコトをしていいわ。
姉と弟だからSEXしたらイケナイと思っているのかしら。
もう、そんな常識を考える必要などないの。

寝たふりをしている私。可愛い私の弟くん。
次はもっと凄いコトしようね。
私のオッパイの上に乗ってもいいのよ。
なんなら、私のもっと大切なところで遊んでもいい。。
私の肉体を好きなようにしてくれていいのよ。



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