《 宇宙人の命令のままに 》
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ある夜、突然に宇宙人からの怪電波が私の頭に響いた。
<地球人ハ、自分ノ欲望ノタメニ世界ヲ汚ス、危険ナ存在ダ。
女ヨ、オ前ニ無敵ノ巨人パワーヲ与エル。
巨人トナッタ、オ前ガ悪イ地球人類ヲ滅ボスノダ」
何ですか、これは夢ですよね。
そもそも宇宙人なんかいる訳ないですし。
夜中に目を覚ました私。
私は裸で、とんでもない大きさの巨人女性になっていた。

ちょっと! 宇宙人さん、私を大きくしたのはアンタなのですか!!
(地球人類を滅ぼせて)って、そんな事できる訳ないでしょう。
私の叫びに、返事をする者は誰もいなかった。
え、「その後、どうなったのか?」と聞くのですか。
物語の結末は、いつも同じ。
きっと、この後はあなたの望んだ世界になりますから。
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