西暦２０３０年、世界で縮小病が大流行していた。 男性だけがかかる病で「普通サイズの人間」がいきなり小さくなってしまう。 　物理や医学の常識を無視している。治療法などは存在しない。 　もう一つ、不思議な現象が起こっていた。 小さくなった男を見た女性は、異常なまでに性的に興奮するのだった。 結果として「小さな男達」は、巨大な女の子の玩具として生きるしかなかった。 この話は、そんな時代を生き抜いた男たちの物語です。 @@@@@@ （男性の視点で） 　広大なベッドの上に座って、俺は恵美を待っていた。 このベッドは今の俺にとってサッカースタジアムよりもずっと大きい。 柔らかい筈のシーツの繊維さえ、その太さを明確に目視できる。 縮小病にかかった俺がどれほど小さくなったか思い知らされる。 ちなみに今の俺は服を着ていない。全裸である。 そして今から恵美とするプレイへの期待と恐怖に胸が高鳴る。 ゴオオン、という大きな音とともに、この巨大な部屋のドアが開く。 ドアの向こうから、轟音と震動と共に巨大な恵美が姿を現す。 シャワーを浴びていたらしい恵美は全裸でバスタオルを体に巻き付けている。 いつ見てもすさまじい体。小さな俺にとって恵美は本物の大巨人だ。 この姿を見ただけで俺の股間のモノは大きく屹立する。 性的な興奮がとまらない。恵美が恋人で本当によかった。 恵美はセクシーな動きでバスタオルを使い体をぬぐうとそれを椅子の上に置く。 あのバスタオルだけでも何万トンの重さがあるのか俺には想像できない。 いや、バスタオルの事などどうでもいい。 目の前に聳え立つ巨人恵美の美しい裸身。 全身が魅力的だが、オッパイ星人の俺はやはり乳房に目がいく。 あまりにもすさまじい大きさの巨乳に見とれていると、 恵美はこちらに向き直り、ベッドに歩いてきた。 地響きと共に超巨体が近づいくる。 「さぁ、今日もエッチな事しようね」 ベッドの前に立った恵美はそう言うと、かがんで俺に方に手を伸ばす。 電車よりもはるかに太くて大きい人差し指と親指が俺をそっと摘まむ。 こんなに巨大な指に摘ままれたら、一瞬で小人は潰されると思うのだが、 幸いな事に、縮小病にかかった俺の肉体は強化されているらしい。 少しくらいの指の圧力は平気だ。むしろ恵美の肌に擦れて楽しいくらい。 もちろん俺の肉体が強いといっても、しょせんは小人の力。 巨大な恵美には全く抵抗できない。 全裸の恵美はベッドの上に仰向けに寝る。 俺にとっては凄まじい大スペクタクルだ。 恵美は横になっているのに、その乳房は充分すぎるくらい盛り上がっている。 そのまま右の乳房の頂上に俺を優しく置く。 弾力性があり暖かい乳輪の肌が俺の足に踏まれ少しだけ沈んだような気がする。 だが、俺を乳房の上に乗せた巨人恵美は、俺の重さなどほとんど気にしていないだろう。 目の前には健康そうなピンク色の乳首が、その存在を示すかのように大きく立ち上がっている。背後を見ると、よく引き締まった腹が、輝くような巨大女性の美しさを明らかにして、まるで平原のように広がっている。 盛り上がった乳房の上から、恵美の腹部までの高さは２０ｍもあるだろう。 白いシーツのベッドの上は、ここから６０ｍ以上の高さがあるのか。 強い小人の肉体でも、ここから落ちたら大怪我をすると予想できる。 俺はこの高さから落下するのを恐れ、しゃがみこんでしまう。 「それじゃ、いつものアレ、お願いね」　 俺は四つん這いになったまま進み、恵美の巨大な乳首にしがみ付く。 これで恵美の乳房の上から落下する危険は半減する。 この行為は自分を守りたかったからそうしたのか？ それとも巨大な恵美の命令に、無条件で従ったのか？ いや、違う。恵美の乳首が大好きだから・・・ だから俺が快楽を求めて、恵美の乳首にしがみ付いたのだ。 あぁ、巨人恵美の温かさと強さを全身で感じる。

それにしても、なんという大きさの乳首だ！ 俺が人間サイズだった時に見た恵美の乳首はそれほど大きくは見えなかった。 むしろピンク色の可愛い突起という印象だった。 しかし今の恵美の乳首は俺を押し潰さんばかりの迫力で美しく楕円形に膨らんでいる。 乳首は俺の身長と同じくらいの高さだが、体積は何十倍もある。 乳首の直径は目測で３ｍ、周囲はおよそ７ｍ。両手を広げても、とても抱えきれない。 乳首の重さだけでも、俺の３０人分の重さがあるだろう。 乳首の小さな凹凸でさえ、はっきりと目視できる。 今のこの状況だと、俺には巨大な乳首しか見えない。 この向こうに存在する恵美の顔さえ見えないのだ。 どんだけ大きいのだ、恵美は・・・。 恵美の乳首は俺にとって、とんでもない怪物だ。 そう、セクシーで、俺が求めてやまない巨大女性の乳首。 俺の全身に快楽が走る。心は幸せにつつまれる。 小人になってよかった事がある。快感を何倍にも感じるのだ。 まるで小さくなった事により、快楽細胞が凝縮されたかのように。 人間サイズでいた時の何倍もの快楽が俺の全身を襲う。 すぐに俺は射精してしまう。 俺の股間からドピュ、ドピュという音がする。 健康で粘っこい精液が恵美の乳首をほんの少しだけ濡らす。 「うふふふ、もういっちゃったの？」　恵美が笑う。 俺が射精した事を、敏感な乳首で感じたのだ。 俺は自分のあまりに早い射精に恥ずかしくなる。 一般的にあまりに早くに性を漏らす男は女性に好かれないと思う。 小さくなった俺は、恵美の家に保護されている。 恵美に捨てられたら生きてはいけない。 ふと背後を見る。乳輪の広場が広がっている。 おそらく乳輪の直径は１０ｍもあるだろう。 乳房は東京ドームを大きく盛り上げたサイズ。 今、恵美が乳房をプルンと降っただけで、俺は１００ｍも吹っ飛ばされるだろう。 恵美は、ほんの気まぐれで俺をどうすることだってできる。 小さな俺は恵美を満足させないといけない。 「うおおおお！」　再び俺は全身の力をふるい恵美の乳首を抱きしめる。 大きく口を開け、恵美の乳首の一部に噛みつく。 「あ、それいいわ！」　恵美の快感の声が響く。 俺の顎の力では恵美の乳首を噛み切ることなど不可能だが、 このプレイは恵美にとってお気に入りらしい。 乳首よりも小さな男が、自分に噛みついていると彼女は感じられるのか？ どうでもいい、恵美を喜ばせなければいけない。 俺自身の快楽と、楽しい生活を守るためにも。 再び俺は全身全霊の力で乳首に噛みついた。 「ああん」　それが恵美を刺激したらしい。 山のような乳房は大きく揺れ、恵美の嬉しそうな声が周囲に響く。 横を見ると、俺が乗せられていない方の乳房を恵美の左手が愛撫している。 今のサイズの俺は、恵美の両方の乳房を同時に愛撫してやる事もできない。 だから、恵美は自分の手で自分の左乳房を愛撫している。 俺は自分の小さなサイズが少しだけ悲しくなる。 とにかく今は自分のできる事をするしかない。 そう、それは俺にとって戦い。そう真剣な格闘技だ。 両手で乳首を叩き、全身でぶつかり、乳首を舐めしゃぶる。 肺活量の限界まで使い、恵美の乳首を肉肌をすすった。 もう何回射精したか分からない。 俺の何十倍もの体積と重量がある乳首。 それと闘った。　全力のセックスになった。 ３０分以上も恵美の右乳首と闘っただろうか。 そう、へろへろになった俺を恵美の指が優しく摘まみ上げる。 もう解放してくれるのかと思ったら、今度は左の乳首の上に乗せられる。 驚く俺に恵美の声が響く。 「よかったわ、それじゃ今度は左の方もお願いね」 恵美の性欲は底なしだった。 しかし、俺に選択する権利など無い。 「うおおおおお！」　俺は全身全霊の力を振り絞り、今度は左の巨大乳首と闘うのだった。その後、俺が恵美の乳首への奉仕から解放されたのは３時間後のことだった。 （終わり） 目次に行く めくる→