(警告)この話はフィクションです。
巨人カップル
(姉弟)の性交シーンがあります。 
そういう世界に興味のある20歳以上の方のみ読んでください。









《 リュティア 初めては弟と 》 第1話

             CG画像 June Jukes
             文 みどうれい

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(リュティアの視点で)

 
うふっ、捕まえた!
巨大ヒロインに変身した私
は竜を捕まえて笑う。


 私の名は高嶺リュティア。ハーフの女の子。
普段は高校生として普通の生活をしているけど、私には秘密がある。
私は古代巨人族の末裔で超能力者!自由に巨大変身ができる。


 ちなみに巨人となった私の姿はカメラやビデオには、ぼやけて映っていない。
人々が私を見ても、巨人の女性だと分かるくらい。
ステルス能力のため、顔を見た人間がいても私とは判別できない。
正体がばれたら、私が普通の生活ができなくなるからなの。
私がプリティ・リュティアである事は私の弟以外、誰も知らない。


 今は西暦2035年、地球は大きな危機をむかえていた。
世界各地に未知の巨大生物が出現するようになっていた。
 異次元から現れる竜のような怪物。
常識外の凄まじい力で都市さえ破壊する。軍隊の攻撃も全く無力。
人々はその怪物を
「異次元竜」とか「怪物竜」と呼び恐れていた。

 そんな時に救世主として立ち上がったのが、私、正義のヒロイン!

プリティ・リュティア
に巨大変身して町を守る。

 何処か遠くの町で怪物が出現しても、すぐにそれを感知できる。
その場所が何百km先でも私には問題ない。
超能力
「瞬間移動!」
離れた場所に瞬時に移動できる能力があるからだ。

 今日も数十km先の都市に行き、巨大変身した私。

簡単に怪物竜を捕えてしまう。
 人間たちは、とっても弱いから強い私が守ってあげなくちゃ。
力を持った者の義務ね。
 私は正義のために戦うの。
そうすれば、天国の父さんも母さんも、きっと喜んでくれるわ。


 巨人となった私。白と黒のボディスーツに 青いロングブーツ。
コスチュームは私がデザインして造ったの、カッコいいでしょ。
今の私はピチピチの鋼鉄肉体で、楽々と巨大暴竜を倒す事ができる。
 もちろん私は大き過ぎるので、ビルを踏み潰しちゃう時もあるけど、
それでも、異次元竜を野放しにするより、はるかに被害は少ないと思う。
世界のみんなも私の活躍を認めてくれているに違いないわ!

 さぁて、この赤い竜をどうしようかしら?
本当は防衛軍の地底貫通爆弾でさえ倒せない超怪獣だけど、
今の私には、まといつく子犬の力もない。



遊んであげたいけど、町をこれ以上潰すわけにもいかないわ!

リュティア・ビイイイイィィィム!!

 私は怪物竜を手に握りしめたまま、光線技を使う。
燃え上がり、あっけなく灰になる怪獣竜。
ここ数日で17匹を殲滅したわ。今日も無事に任務完了。

 ふと足元を見る。巨人となった私の足にビルが潰されている。
あぁん、また運の悪い人達を踏み潰しちゃった。
ゴメンナサイね。世界の平和を守るため、犠牲は必要なの。
悲しい筈なのに、何故か股間が濡れていく。

 最近の私は何か変なの。
小人をオモチャにして遊びたくて、たまらない。
 巨人となった私には誰も抵抗できない。
ただ欲望のままに大勢の小人達を捕まえて胸に押しつけて遊びたい。
哀れな小人達を何人も、胸の谷間にはさんで潰したい。
町の上に座ってお尻でビルを押し潰したい。
逃げる小人を、ゆっくりと追いつめて指先で捻り潰す。
快楽の渦の中、楽しみながら都市を破壊する私、淫猥な妄想にひたる。

 しかし、そんな事は許されない。
私は正義のヒロインなのだから・・・。


 異次元竜退治を軽く終えた私。
ドキドキする胸の興奮を抑えて、巨大変身を解除する。
人間サイズに戻った私は再び瞬間移動し、数十km先の自宅に帰る。

 もちろん、あの派手なボディスーツ姿ではない。普通の女子高生服を着ている。
人間サイズになったとは言え、私の非凡な姿は高校でも注目の的。
自分でも「エッ?なんで?」って思うくらい、私は本当に綺麗。

 「若くて可愛い女の子」は結構いると思うけど、私はもう桁が違う。
品が良くて清楚で、スラッとしてて適度に身長が高く、透明感があって、
小顔で顔のつくりがよく、柔らかく安心できる笑顔と超ナイスなボディ。

 私をこんなに美人にしてくれて、巨大化する能力をくれた両親に感謝ね。
2年前に私の両親は事故で亡くなった。
すごいショックで死にそうになった私。

 でも、亡くなった両親の残してくれた莫大な遺産のおかげで、
空色町郊外の高級住宅で優雅に暮らしている。
いつでも好きなモノを買える。お金持ちっていわぁ。
父さんと母さんは天に召されたけど、今も私の心の中に生きている。

 弟のタイガは私にとって、たった一人の家族。
弟は十七歳で、成績優秀のイケメン、高校のボディビル愛好会に所属している。
鍛えられた若々しい肉体と端正なマスクは、姉である私でさえ惚れるくらい。

 何より、家事のできない私にかわって炊事、洗濯、掃除を全てやってくれる。
私としてはチョー助かっています。
まぁ、私は正義の味方として世界を守る仕事をしているのだから、
弟が家事をしてくれても、いいわよね。

 その大好きな弟が、とんでもない事をやらかしてくれるとは・・・、
さすがの私も予想できなかった。



(続く)

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