(警告、巨大な男女による暴力的表現、エッチ描写があります。そういう趣味の人しか見ないでください)


<サキュバスマリア 前回のあらすじ>

女高校教師、魔梨亜はサキュバスマリア、愛欲の女巨人であった。

ある夏の日、彼女は破壊の衝動をおさえきれず200倍の大きさに巨大化する。

偶然そこにいた教え子の男子高校生、滝本良樹も超能力で巨大化させてしまう。

男性巨人となった良樹はマリアの強烈なフェラチオをくらい、悶絶失神!

残されたマリアは、地下街から逃げ出してきた6人の男達を、その巨大な手に捕らえるのであった。




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《 サキュバスマリア 17 》

                CG画像 June Jukes
                文・コラージュ みどうれい


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マリアは地面に手を伸ばす。

そのまま彼女の巨大な指が3本、小人がいる地下街の天井を突き破る。

マリアが指を上げると、そこに桐生達6人の男達がへばりついていた。

良樹の樹液が粘着剤の役目をしている。

「うわああああーーー!!」

はるか上空に持ち上げられた男達は悲鳴を上げる。
マリアの巨大な顔が彼らを見つめていた。

彼女の身長は推定360m!

200倍の大きさの女巨人。


マリアの指に、巨人高校生の精液で桐生達6人がへばりついていた。

粘っこい樹液のため、彼らが動く事は困難だ。

そして、たとえ逃げようとしても、ここは地上から300m以上の上空!
落ちたら命はない。 小人達はマリアから見て身長1cmにも満たない。
あまりにも小さすぎるため、どうする事もできない。

マリアはさっきまで普通の女性の姿をしていたのだが、興奮したのか、いつの間にかサキュバス本来の姿に戻っていた。 彼女はぼんやりと彼らを見つめる。


指に張りついた哀れな6人の小人!!

シュールな光景だった。


過去にマリアは何回も巨人となって遊んだが、こういう展開は初めてだった。

これはこれで面白い。 男達の無力さを笑う。 サキュバスの欲望がうずく。

マリアは必死で生きようとする小人から、希望を奪うのが大好きだった。

こういう者達は簡単に逝かせてしまっては面白くない。

もっと、もっと恐怖を味あわせてあげないといけない。
もっと、もっと屈辱を与えてあげないといけない。


マリアは彼女の手に乗っている小人たちに声をかける。
「あなた達は壊れそうな地下街から生き残ったようね」

桐生達は、巨大な彼女が何をするか分からず怯えていた。

「ふふ、ガンバるあなた達に最高のもてなしをしてあげるわ」

マリアは地面を見下ろす。 そこには全裸の良樹がまだ悶絶していた。

しかし、股間のペニスは元気で、いまだに90度の角度でそそり立っている。
風に反応するのか、ぴくぴく動き、先端からは先走り液が出ている。

「ふふ、元気な子ね。 若いっていいわぁ」

マリアは6人の小人を落とさないように注意しながらそこに屈むと、
もう一度良樹のペニスを優しく口に頬張る。

サキュバスの口技の前に、普通の高校生は我慢できない。
意識は無くとも快楽は感じるのだろう、すぐに硬いペニスから白い樹液が噴き出す。

ドクドクドク! 凄い量の精液だ!
良樹はまだ気を失ったままだ。

マリアは口に含んだ樹液を飲まずに起き上がり、それを両手に吐き出す。




「うわあああああ!!!」
マリアの手に張り付いていた6人の男達は悲鳴を上げる。

頭の上から大量の白いねばねばした液体の洪水が流れ落ちてきたからだ。

栗の花のような匂いから、それが男の精液だと分かった。

男性の1回の射精で射出される精液の量は、個人差が大きく、
体調、ホルモン状態によって左右されるが2ミリリットル程度が一般的である。

しかし、マリアの魔力によって巨大化した良樹の樹液は凄まじい量で、
マリアから見て1センチのサイズもない小人を溺れさせるのに十分な量だった。



マリアはくすくす笑う。

崩れ落ちた地下街から脱出しようと共に励まし、助けあってきた男達が、
今、マリアの手の上で白い樹液の中で溺れそうになっている!

誰がこんな結末を予想しただろうか?
なんて滑稽で、楽しい光景だろうか!


何処にも行く場所などないのに、男達はマリアから逃げようと必死でもがいていた。


「古代エジプトの女王は美貌を守るために、牛乳の風呂に入ったそうだけど、
このお風呂はどうかしら? 男子高校生の放出した精液のお風呂よ!
若いエキスがたくさん入っているから、きっと健康にいいわよ」

よく意味の分からないセリフでマリアは彼らを笑う。




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