《 楽しい補習授業 》


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「あーん、 あったま、きちゃうわー。」
 私は心の中でぼやく。

 その日私は、夏休みだというのに、学校の教室で補習をうけさせられていた。
テストで
赤点をとってしまったからだ。

 まったく情けない。 どうして私がこんなことしなくちゃいけないのよー。
しかも、よりにもよって、杏子と二人でだ。

 この私が・・・この私が・・・、
杏子と同じレベルだと思われているとは・・・・、すっごく、ショック!

「よし、前崎はもう帰ってもいいぞ」
 解答用紙に目を通していた葛木先生は、杏子にそう言った。

 どうやら、杏子は全問正解したようだ。

「やったー。 (^-^)」 杏子が喜ぶ。

「えーーー! 
うっそーー。 (TДT)」 私は焦る。

「そいじゃ由加、頑張ってね
。 お先に失礼しまーす」
 杏子はそう言うと私を置いて、さっさと帰ってしまった。

 も〜、杏子〜 あんたなんか、友達じゃないからねー。 覚えてらっしゃい。

「何をしてる。 はやくやらんと帰れんぞ」
 葛木先生の非情な声が、教室に響く。

 信じられなーい。 このしんどい補習をまだ続ける気なの〜。
先生には、私を思いやる優しい心はないのかしら?




 教室の中には、先生と私の
二人きり・・・。

 遠くで部活の声が響く。 ここには誰も来ない・・・。

 ・・・・・・・・・。

 ・・・・・・あれ?


 もしかしたら、先生は私が
美人だから、居残りをさせたのじゃないのかしら。

 そうね、そうに決まっているわ。
小学生じゃあるまいし、今どき、補習なんて時代遅れなこと、誰もしないわよ。

 先生だって
だから、私みたいな可愛い女の子と、いっしょにいたいと考えて当然よね。
そうなのね、だから私よりも「おバカの杏子」が先に帰れたのよ。

 先生って、まあまあルックスいいのよね。 体格もいいし・・・。
小人にして玩具にしたら、面白いかもしれないわ。

 よく考えたら、私はとっても綺麗で可愛くて、おまけに超能力が使えるの。
だから勉強なんかできなくても、いいの。

 私の魅力で先生を悩殺してしまえばいいんだわ。
そう思った私は、超能力を使って、先生を
身長4cmに縮小する。

 私は、教室の床の上に立ちすくむ「小さな先生」を覗きこんだ。
先生は、しばらく呆然としていたけど、やがて
巨大な私に気がついて、悲鳴を上げる。

 先生には、私がどう見えているのかしら?


 
身長70mの大巨人・・・。

 
ものすごく大きな女の子。


 今の私は、先生をどうすることだってできる。
私は、あまりにも大きいのだから。 私の心に優越感が満ち溢れる。

 私は手を伸ばし、潰さないように気をつけながら先生を二本の指で摘み上げる。
私に指の間で先生はもぞもぞ暴れていた。

 しかし、そんなことをしても無意味なの。 先生の非力な身体で私に抵抗できる訳がない。
私は先生を目の前まで運ぶと、最高の笑みを浮かべる。

「先生、怖がらないでください。 酷いことしませんから」

 私は先生の慌てぶりに、吹き出してしまいそうになるのを堪えながら言う。
先生は恐怖のあまり声もでないようだ。 怯えながら私を見つめている。

「ねぇ、先生・・・。 取引しませんか。
これから私が卒業するまで、ずっとテストで
100点をください。
あぁ・・・、もちろん、ただでとはいいませんわ」



 私は空いている手で、ブラウスの前ボタンを開き、白いブラジャーに包まれた私の胸を突き出す。

 私の胸は、きっとものすごく大きく見えることだろう。
普通なら男性の前で服を脱ぐなど恥ずかしいのだけど、今の私は全然そう思わなかった。

「ふふ・・・、私、知っていたんですよ。 先生がいつも私のを見つめていたのを。
先生は女の子の胸が好きなんですよねー」

 私は好きなことを言いながら、私のふくよかな胸の谷間に先生をそっと置く。
恐怖の悲鳴が私の胸元でかすかに響く。





「あぁん。」 私は快感の声を上げる。

 いつものことだけど、小さな男の身体が私の敏感な肌をくすぐるのは心地よい。

「先生、クッションいいでしょう。 私のカ・ラ・ダ・・・。
お望みなら、毎日
いいことしてあげますわ」

 私は、優しくささやく。

 しかし、先生は暴れまくっていた。 どうやら、私の谷間が気に入らないらしい。
「ここから出してくれ!」とか叫んでいる。

 抵抗しても無駄、無駄、無駄よ。
もう先生には、私の言う通りにする以外、選択の余地などないの。

 今の先生はあまりにも小さすぎる。
私が軽く胸よせをしてあげただけで、簡単に潰れてしまう。

 でも、そんなことしちゃ可哀想。

 もちろん、私は後で先生を元の大きさに戻してあげるつもりだ。
なにしろ先生には、これからテストで面倒をみてもらわないといけないのだ。

 そのためには、私の力を存分に見せてあげないといけない。
二度と私に逆らう気をおこさないくらいに・・・たっぷりとね。


「ねぇ・・・、先生。 私のお願い、聞いてくださいますよね。
さもないと、私は先生を潰しちゃいますわよ」



 私は両手で私の胸を下からぐっと押し上げて、先生を玩ぶ。 先生の小さな悲鳴が聞こえる。

 そうして私は、ゆっくりと時間をかけて先生と遊んであげるのであった。


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