《　芽生とお兄ちゃん 　》 2　

　　　　　　　　　　　　　　　CG画像　June Jukesさん
　　　　　　　　　　　　　　　文　みどうれい

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　（妹視点で）

私の名は芽生（めい）女子高校生。
超能力女子高生。
その日、お兄ちゃんを小人にした。

とりあえず家に小さくなったお兄ちゃんを連れて帰る。



服を着替えて、ベッドの上でリラックスする。
そのままお兄ちゃんを私の胸の谷間に挟みこむ。
あぁ、気持ちイイ。



あはははは、
オッパイの谷間の中で喋られても、かすかに声が響くだけで何言ってるかわからないって。
あ、そっか。
ごめんごめん。
きつ過ぎたんだね。
お兄ちゃん、本当に小さいから。
力緩めたよ。
はい、これでいい？

……え。苦しかった？
逃げたいなら逃げてもいいよ。
あははは、無理ね。小さなお兄ちゃんは私の胸の谷間から逃げられない。

そうすれば、ほら。
もう一度、こうしてギューってしてあげる♪





うん、いつも仲良しだよ！
だってあたし、お兄ちゃんのこと大好きだもん！
あたしとお兄ちゃんは、これからもずっと仲良しだから……ね？

……え？
お返事がないの。
うわ、お兄ちゃん、私のオッパイの谷間のなかで気絶している。
何て弱いの〜。
しっかりしてお兄ちゃん死なないで。