《 芽生とお兄ちゃん  》 1 

               CG画像 June Jukesさん
                みどうれい

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 (妹視点で)

私の名は芽生(めい)女子高校生。
子供の頃、あたしは病弱だった。
テレビアニメの魔法娘のコスプレが好き。
いつもコスプレしている。
体も小さかったので、悪ガキどもによくからかわれたりした。
そんなあたしを守ってくれていたのがお兄ちゃんだ。
背が高く頼りになるお兄ちゃん。



成長した今も尊敬する心は変わらない。
大好きなお兄ちゃんであることに、変わりはないの。
だから、今日もスキンシップを大事にしよう。

それに、ちょっと背が高いくらいで兄妹の立場は変わらない。
時間を見つけてこれからもずっと大好きなお兄ちゃんを抱き締め続ける。
あたしは大好きなお兄ちゃんの妹で、ずっといっしょにいるの!




そんな時、私は超能力に目覚めた。
なんと相手を小さくできるの。
さっそく力をお兄ちゃんに使う。

……あ、あんっ。
あは、あははっ。
本当に小さくなったわ。
お兄ちゃん、可愛いよ。
そうれもっと小さくしてあげる。
今の私はガリバーのサイズね。




それにしても私は何をやっているの?
こんな力があるのなら私をイジメたバカ男どもを小さくするべきね。
でも、そんな連中など、どうでもいい。
今はお兄ちゃんが優先。
お兄ちゃんには恋人がいる。
高校の同じクラスの礼美子という女。
あんな女のどこがいいの。
私の方がずっと美人で可愛い。

とりあえず家に小さくなったお兄ちゃんを連れて帰る。
服を着替えて、ベッドの上でリラックスする。
そんままお兄ちゃんを私の胸の谷間に挟みこむ。
あぁ、気持ちイイ。


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