《 レミナの日 》 6
CG画像 June Jukesさん
文 みどうれい
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その衝撃波は、世界の終わりの前兆としか思えなかった。
ある国から別の国へと扉が開いたように、
強烈な衝撃音と空気圧の破裂音。
それから強風がやってきた。狭い道路を渦巻くラッシュ。
自動車やトラックを宙に持ち上げ、乱暴に回転させる。
人々は悲鳴を上げよろめき倒れる。
道路は陥没し、人々がそこに落ち込む。多くのビルが崩れる。
都市の人々はまだ彼らの世界の変化に気づいていなかった。
大地震が起こったという認識だった。
そこに、彼らは見た…。
とんでもない大巨人が都市に出現したのを。
明るい光や災があった。雲を横切って稲妻が響いている間、空を開く大破壊。
さて人間どもはどうなったのかしら?
起き上がり周囲の都市を見回す。


砕け散った雲は、青い空になだらかに湾曲して広がっていく。
衝撃から100km離れていても、轟音は人々の耳をつんざくようになっていた。
ビルの窓ガラスは全て割れ、人々の上に降り注ぐ。
車や人を放り投げる衝撃波。白い石膏の記念碑的なひびがビルを揺らめかせる。
彼女の身体の下のグラウンドゼロを見つめると、都市の半分がぐしゃぐしゃになっていた。
破壊的な割れ目と恐怖に痙攣する世界に飲み込まれれた人々の生活。
中央から破片の津波が猛烈な衝撃波として彼らに到達する前でさえ、
都市、村は失われいた。
レミナは自分の能力に満足していた。
彼女はその気になったら好きな場所にいけるらしい。
しかも敵国の反撃はほとんどないみたい。
これって本気で無敵モード。
そっと股間を指でまさぐる。

そのビキニの中で大勢の小人が暴れているのがかすかに感じる。
先ほどの都市で捕まえた小人100人くらいが、まだそこに生きていた。
これほどの衝撃に小人が耐えられるとは考えにくい。
レミナがバリアーか何かで小人を守ったのか?
股間の柔らかな果肉は縦割れの亀裂にそって暖かい液体を噴き出している。
それは明らかに巨人女性の欲望の証だった。
そこで大勢の小人が溺れているが、まだ生きていた。
そして何人かの小人はレミナの命令に従い彼女のアソコに奉仕していた。
「うふふふ、いい子ね、もっと私を喜ばせて」
とにかく小人たちは必要だわ、しばらくは生かしておいてあげよう。
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