《 レミナの日 》 4
CG画像 June Jukesさん
文 みどうれい
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(都市の男性視点で 数時間前)
俺の名は佑真(ゆうま)
イケメンで高校でも女子にモテモテな俺。
その夜、俺は猛烈に興奮していた。
突然街に出現したあまりにも巨大な女。
普通ならすぐに逃げようとする筈だが、俺はそこに固まってしまった。
巨人の彼女はあまりにも美しく、華麗だった。

その時は気が付いていなかったが、俺は破壊兵器である彼女の超能力に囚われていた。
心が彼女から逃げられない・・・レミナという名前なのか?
夢の中で俺は人間サイズの彼女とSEXしていた。
何度もオナニーをしたことはあるが、こんな気持ちイイオナニーは一度も無かった。
たかが普通の学生である俺が彼女の精神攻撃に耐えられるはずもない。
俺はレミナの超能力に囚われてそのまま淫夢を見て眠ってしまう。
数時間後、昼になって眼を覚ます。家が半分崩れていた。
空が見える。世界の上空がレミナに支配されていた。

(レミナ視点で)
その時の私は状況を理解していた。
破壊兵器の私を敵国に送り込んだとして
私が無敵だったとしても敵軍司令部はすぐに破壊されないだろう。
それなら核兵器とかを撃たれたら本国も壊滅する。
そんなことをされたら敵国も本国も共倒れだ。
破壊兵器など造らない方がマシだ。
そう考えた研究所の連中は私に精神エネルギーをあたえた。
私の姿に見とれて敵軍が動けなくなったら敵の完全敗北だ。
敵の反撃まで無効にする完璧なる破壊兵器。それが私なの |