《 レミナの日 》 3
CG画像 June Jukesさん
文 みどうれい
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私は自分が人間だったと覚えている。
しかし、破壊兵器になった私。都市の全てを自分のモノにできる。
そう、私は神になったの。
ふと気が付くと昼になっていた。
研究所を飛び出した時、夜だったのに、少し眠っていたようだわ。
急激な巨大化は無理があったみたい。
急に眠くなることがある。
さて人間どもはどうなったのかしら?
起き上がり周囲の都市を見回す。


驚いたことにまだ大勢の都市小人がそこにいた。
私がここに来てから半日以上がすぎたのに、なんで逃げないの?
あぁ、そう言えば私がここに来た時に逃げられないように周囲の交通機関を破壊したからね。
念入りに地面も削っておいたから、ほとんどの者が逃げられなかったみたい。
なんて無力なの、まさに虫けらね。
さて、それじゃ、楽しませてもらうわ。
都市に手を伸ばす。
私の指は大勢の小人を摘まんで宙に持ち上げる。
破壊兵器の私は特殊能力があるみたい。
私はこんなに大きいのに、数十人の小人を摘まんでも潰すことは無かった。
しばらくの間、キィキィと悲鳴をあげる小人の無力さを楽しんだ私。
それから私は小人たちを股間のビキニパンティの中に放り込む。

そっと股間を指でまさぐる。
そのビキニの中で大勢の小人が暴れているのがかすかに感じる。
私の股間の柔らかな果肉は縦割れの亀裂にそって暖かい液体を噴き出している。
それは明らかに破壊兵器の欲望の証だった。
そこで大勢の小人が溺れているか、潰されているのだ。
オトコ、男、逞しい男が欲しい。
私はさらに地面の都市に手を伸ばし大勢の小人を捕まえる。
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