《 終末のマリア 》 1
CG画像 June Jukesさん
文 みどうれい
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700年の歴史をつないできた地球人類。
それが今、たった一人の女性のために終焉をむかえようとしていた。
地球は突如、その終わりと直面させられた。
いや、普通の女性なら誰も気にしないだろう。
彼女は、あまりにも大きすぎたのだ。

全ての人間の頭に響く。テレパシー。
彼女はこう言った。
神、と名乗る女性が全ての人間を自分の乳首に住まわせると宣言したのだった。
その女がただの人間の姿をしていれば、誰も本気にせず笑い飛ばしただろう。
いや、彼女は歴とした人間の姿をしている。
しかし、あまりにも美しく逞し過ぎ、
そしてあまりにも巨大過ぎるのである。
もはやどれだけの大きさなのか、想像することも出来ないほどの巨大な美筋肉逞しい女性。
それが彼女の姿であった。
宇宙を覆い尽くす程に巨大な美肉体の、あまりにも美しく逞しすぎる
巨大というのもおこがましい程に盛り上がるに美巨乳胸。
その深い深い谷間に、太陽系は収まっていた。
神は不思議な力で地球上の全ての生物に伝わる言葉を頭の中に響かせた。
それは一年後のこの時間、地球を一度完全に破壊し、新たな星として生まれ変わらせるという宣言であった。
その日から、太陽系はアリアの巨乳首の支配下におかれた。


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