《 胸の谷間に 》 (その5)

               CG画像 June Jukes

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 バエルが全く無造作に指を離す。

 ぽとっ 「ぎょええええ!!!」
悲鳴を上げる恭一は自由落下する。
 数m下にあった夕子の
巨大な乳房に当たる。 

 
ぽよよよん!

 恭一はそこでワンバウンドする、全身に衝撃を受けたが落下の瞬間、受身の姿勢をとったこともあり怪我はない。 若い恭一は意外と反射神経がいいのだ。 もちろん、その程度の身体能力は巨人バエル達から見れば何の意味もないのであるが。

 
「うわ、うわわわ!」 そのまま彼は夕子の胸の上を滑り落ちる。
家一件以上もありそうな女肉の山、つかまる所など無い。

 すぐに恭一は、夕子の巨大な乳房が二つ押し合わされた、長さ数mの谷間にすっぽりとはまり込んで、動けなくなってしまう。

「のっひいい!!」
 恭一は叫ぶ、その瞬間に彼の全身に、今まで経験したこともないような快感が走ったからだ。

「それにしても、この子、ホントにちっちゃいわね。私の谷間で楽々隠れちゃいそう」

 頭上で夕子の笑い声が響く。 恭一が自分の胸の中でもがく感触がくすぐったいのだろうか。

 そして焼け付くような熱い視線を感じる。 二人の巨人は、自分達の胸元の哀れな小人を見下ろしていた。


 ごうん、ごうん、ごうん、

 夕子の心臓の鼓動が恭一の全身に響いている。 魂を振るわせるように感じる、彼女の心臓からは大量の血液が動脈を伝わって全身に送られているのだ。 それにしても心臓の音だけでもこれほど響くとは・・・今さらながらに彼女の巨大さに慄然とする。

 夕子の美巨乳の肌を見る。 こんなに大きいのに彼女の肌は、若く滑らかで、すべすべしていた。 まさに輝くような女神の美しさがそこにあった。 呆然とする、自分の無力さを思い知る。
 力でも優雅さでもとても適わない。

 恭一は今、直径8mもある夕子の巨大な乳房に囚われていた! もう逃げることは不可能だ。 だが何よりも恭一を困惑させたのは、彼自身がすごく気持ちいいことだった。

 胸が高鳴る、鼓動が速くなる、息苦しいほど呼吸が荒くなっていく、 な、な、何だ、この快感は!?

 先ほど夕子が「恭一のテレパシーを感じる」という意味の話をしていたが、この快感はそれと関係があるのか? だが考えている時間などなかった。

 バエルが微笑みながら彼女の胸を寄せてくる。
恭一を押し潰すという約束を実行するつもりなのか?

 
巨大なピンクビキニが彼を押し潰そうと迫る。



 彼の視界の全てをバエルのピンク色のビキニが覆っていた。
圧倒的なまでの迫力だ。

「ふんはあああーー!! とうりゃあああ!!!」
 意味不明の叫びを上げながら、反射的にそれを押しとどめようと手をのばす。
しかし、それは意味も無い行動だった。重さと体格、そして力が違い過ぎた。

 恭一には何回かの喧嘩経験があった。正義感は強いのだ、学校の女子生徒をからかっていた隣町の不良をボコにしたことがある。普段から体を鍛えている彼は、本気になったらかなり強い方だ。
 しかし、今回の相手は隣町の不良などとは、完全に次元が違う存在であった。

 バエルのビキニに隠された巨大な胸には、弾けるように強い筋肉が隠されていて、彼の腕の抵抗に、柔らかい皮膚の部分だけ押し返せたように見えたが、ある程度めり込んだら後はびくともしない。

 凄まじいパワーで乳房が迫る。 バエルのふくよかな巨乳の前では、彼の腕は無力すぎる。 三階建て住宅を移動させようと押しているようなものだ、まったく抵抗できない。

 恐怖のため、もう心はぐちゃぐちゃだ。
世界全てがバエルのピンクビキニの迫力に埋められている。

 そして・・・凄く気持ちいい。
股間に集中した血液がぐんぐんと恭一の物を大きくする。


 バエルは彼の無力さを笑っていた。
「あらあら、恭一様、何をやっているんです、その腕で、私の胸を押し返すのですか? そんな小さな体で私に勝てると思っているのですか?」

 未知の快感にもだえながらも、恭一は焦る。 絶体絶命だ。

 だがバエル達はかなり手加減しているようだ。 遊びたいからだろうか? 恭一をすぐに潰そうとしてはいない。 今のうちに何とかしなければ・・・。

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