誘 拐 (12)


                        みどうれい

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「もしもし・・・。 あっ父さん! 私。」
 私は、股間の彼を左手で押さえながら、携帯電話に出た。
電話をかけてきたのは、やはり父さんだった。

 父さんの声を聞くのは久しぶりだ。 私の胸が嬉しさにきゅんとする。
父さんは私の名前を呼び、「大丈夫か?」と 聞いてきた。


 私はぎくっとする。
父さんが、こんなに夜遅くに電話をしてくるなんて、今までなかった。
まさか・・・父さんは私のやっていることを知ってしまったのでは・・・。

 父さんは、とてもまともな性格だ。
私が「見知らぬ男を捕まえて魔法で小人にしてえっちなことをしている」と知れば、
父さんはきっと悲しむだろう。

 いや、悲しむなどという生易しいものではないだろう。
怒った父さんは、もう私と口をきいてくれなくなるかもしれない。

 そんなのイヤ!!  私の目の前は真っ暗になった。

「どうかしたの、 父さん、なんでそんなこと聞くの?」 私はさりげなく尋ねる。
 しかし、私の顔は引きつっていた。


 父さんは、心配そうな口調で話しだした。
父さんの言ったことは、幸い、私の秘密とは関係のないことだった。


 父さんの家に、私のマンションの階下に住む桜井さんから電話があったそうだ。
桜井さんは、さっき、駅前のコンビニへ買い物に行った時、
道で、1人の女性が「胸を押さえて苦しんでいる姿」を見たらしい。

 道路を隔てた反対側の歩道にいた桜井さんは、声をかけることができなかったけど、
その女性が私だとすぐに分かったようだ。
まぁ、私は背が高くてスタイルがいいから、夜道でも目立つのは当然ね。

 私はすぐに歩き出したが、桜井さんには、とても苦そうに歩いているように見えたらしい。

 父さんは、私が一人暮らしを始める時、このマンションの皆さんに挨拶に行った。
たいへんな手間だったと思うけど、父さんは、私のことを思ってそうしてくれた。
 その時、父さんは桜井さんと仲良くなったらしい。
それで「娘に何かあればすぐに電話をしてください」と、桜井さんに頼んでいたようだ。

 家に帰った桜井さんは、私のことを心配したらしいが、私の電話番号を知らない。
こんな夜遅くに一人暮らしをしている女性の家を、訪問するわけにもいかないので、
桜井さんは困って、父さんに連絡をしたらしい。

 それで、父さんは驚いて、私に電話をしてきた。



 私は、ほっとした。
どうやら、父さんに私のやっていることがばれたのではないらしい。
心配して、損しちゃった。

 それにしても、桜井さんにも困ったものだ。
勘違いをするのも甚だしい。

 あの時、私は駅前で見つけた彼を小人にして、胸の谷間に挟んで歩いていたの。
そしたら、彼が暴れるので、我慢できないほど気持ちよくなって、歩けなくなったわ。
 それで家に帰れないと困るので、仕方なく、私は小さな彼に乳よせをして、
静かにしないと、私の乳房で揉み潰す。」と言って、彼を脅迫していたのだ。


 それを、「私が胸を押さえて苦しんでいる」と勘違いして、父さんに電話するとは・・・、
桜井さんは、とてもそそっかしい性格だと言わざるを得ない。

 ついでに言うならば、その後、私は苦そうに歩き出したのではない。
小さくなった彼の身体を感じて、脚がふらついていただけなの。

 だって・・・、胸の谷間に小人を挟んで歩くのは、とても、とても気持がいいの。
女の子なら、誰だってあれほど感じちゃったら、まともに歩けなくなると思うわ。

 まぁ、真面目な性格らしい桜井さんは、そういう世界を想像できなかったのね、きっと。

 それにしても、まさか桜井さんが、私の姿を見ているとは、気がつかなかった。
まぁ、私は魔法を使えるけど、別に透視能力とかがある訳ではないから、仕方がないか。

 それにしても、危なかったわ。
あの時、私はあまりに気持がいいので、胸の谷間から彼を摘み出して、
道の真ん中でやってしまおうか」と考えたりしていた。

 もしそんなことをして、桜井さんに目撃されて、父さんに電話をされて・・・、
父さんが私のマンションにすっ飛んで来ていたら、今頃、えらいことになるところだったわ。
やはり、道で彼とやらないで家まで我慢した「私の判断」は正しかったようね。

 心配する必要がないと分かったので、私は安心し、緊張がほぐれた。
そのため、再び、彼の身体を意識してしまった。

 現在、私は左手で股間に小さな彼を押し付けながら、携帯で父さんと話をしている。
彼はもう暴れることができなかったが、それでも彼の温かくて小さな身体を感じる。

 あぁん、気持がいい・・・。
私のパンティーが、しっとりと濡れている。


「私なら大丈夫よ、ちょっと疲れただけだから。」
 私は父さんに、そう言った。
しかし、私の大事な部分に彼を感じ、気持ちがよすぎたので私の声はかすれていた。

 私の声がいつもと違うのに気がついたのだろう、
父さんは「疲れているなら、今日は、はやく寝なさい。」と声をかけてくれた。

 私の胸は、父さんの優しい言葉に、きゅんとする。
だけど、今夜ばかりは父さんの言う通りにはできない。

 だーって、今夜は、彼と遊ばないといけないんだもーん。
私のお腹を空かせたボディは、まだまだ満足などしていなかった。


 父さんは、それから「あまり夜遅くは外出しない方がいい。」とも言っていた。
どうやら、父さんは「私が見知らぬ男に乱暴をされる」とでも考えているらしい。

 私は笑ってしまった。 私は魔法が使えるのよ。
「私が見知らぬ男に乱暴をする」ことはあっても、「乱暴される」ことなどあり得ない。
 父さんが考えていることは、全くの無意味な心配だわ。


 それから、父さんは「明日、私のマンションに行く。」と言った。
私の声がかすれているので、私が風邪でもひいたと思っているらしい。

 心配しないで父さん、私は元気よ。 病気なんかじゃないわ。
私の声が変なのは、「股間に小人を押し付けて気持ちがいいから喘いでいる」だけなの。
だから全然、心配する必要なんかないのよ。

 私は、一瞬、父さんに本当のことを言おうかと考えた。
父親と娘の間で、隠し事はしない方がいいと思うの。

 でも、やっぱりやめにした。
オトコを小人にして、玩具にして遊んだら、どれほど気持ちがいいかってことを・・・、
父さんは決して理解してくれないだろう。


 心の優しい私は、父さんに心配などさせたくはない。
私は父さんに、「私は大丈夫だから、心配しないで。」とだけ答えた。

 その時、私はふと思いついて、彼を捕らえた左手を離してみた。
彼は、パンティーの中で暴れたりせずに、おとなしくしていた。

 どうやら彼は、私に逆らっても無駄だと理解してくれたらしい。


 それからしばらくの間、私は父さんと、雑談をした。
私はたまに、パンティーの上から、彼の小さな身体を指で突付いてイタズラをした。
彼は身悶えていたが、大声を出して、電話中の私を困らせるようなことはしなかった。

 父さんは冗談で「はやく結婚して、可愛い孫の顔を見せてくれ。」とか言っていた。

 私は不思議な気分になった。 子供をつくるなど考えたこともなかった。

 最期に父さんは私に「愛してるよ。」と言い、私も同じことを言って、電話を切った。


 私は携帯電話を机の上に置いた。
正直な話、電話がかかってきて、私の楽しい時間を邪魔されるのは迷惑だ。

 しかし、私はなんとなく、ほっとする。
私のことを心配してくれる人がいる・・・。 それはとても嬉しいことだった。


 その時、私は彼の持っていた小さな携帯を、私が指先で捻り潰したことを思い出した。
彼が警察に電話をしたら、私が困るからだ。

 ならば、私の携帯も、そこらへんに置いておくのは危険かもしれない。
現在、彼は私のパンティーの中に囚われているので、携帯に近づくことはできないけど、
それでも、彼は、私が寝ているうちに、外部に連絡をしようとするかもしれない。

 そう考えた私は、クローゼットを開け、鍵付の引き出しに私の携帯を入れた。
これで、もう心配はないだろう。
 念のため、机の上にあった私のノートパソコンもそこに放り込んだ。
まさかとは思うけど、彼にメールなど送信されたら、迷惑だ。




 喉が乾いたわ・・・。何か飲まないと。 とりあえず一息ついた私はそう考えた。
私は、彼をパンティーの中に入れたまま、歩き出した。

 私が足を踏み出すたびに、小さな彼の身体が、私の太ももの付け根を擦る。
あん・・・、気持がいい・・・。

 私が歩くたびに、彼は大きな揺れを感じているだろう。
彼は今、私の太ももに挟み潰されるかもしれないと考えて、怯えているかもしれない。

 その想像は、私を熱くした。 あまりに気持ちがよかったので、
私は、これからずっと、彼をパンティーの中に入れて暮らそうかなどと考えたりもした。


 私は、彼を感じながら、寝室を出て台所まで行き、冷蔵庫を開けた。
そして、紙パックのミルクを取り出しコップに入れて、それを飲んだ。

 父さんは、私に小さいころから「毎日牛乳を飲みなさい」と言っていた。
健康にいいからだそうだ。
幼かった私は、素直に父さんの言うことをきいた。

 そのせいかどうか、私のバストは今、110センチNカップもある。
ものすごい迫力なので、道行くオトコ達の3人に1人は、私の胸元をじっと見る。

 おまけに、私の胸はとても感度がいい。
小人を胸に挟んだり、乳首の上で遊ばせたりする時など、あまりにも気持がいいので、
女の子に生まれて本当に良かったと思う。

 私の胸がこんなに大きくなった理由の一つが、牛乳をたくさん飲んだからだとしたら、
やはり、父さんの判断は正しかったと言うべきだろう。


 彼も喉が乾いているかもしれないと考えた私は、冷蔵庫からペットボトルを出し、
キャップを外し、小さな彼のために、そこに牛乳を入れた。

 それから私は、パンティーの中から彼を取り出し、食卓の上に乗せた。
彼は何か言いたそうな顔をしていたが、黙っていた。

 彼は、私に何かを言うたびに、胸の谷間に挟まれて乳よせをされたり、
パンティーの中に放り込まれたりした。

 正直な話、私に抗議をするのは、小さな彼にとって命がけだと言わざるを得ない。
それで、彼もとりあえず何も言わないで、様子を見ることにしたのだろう。


 私は、彼に牛乳を飲むように言うと、彼は素直に礼を言い、それを飲んだ。
それから私は、彼がお腹を空かせているかもしれないと考え、
ビスケットを取り出し、細かく割ってから牛乳に浸し柔らかくして、彼に食べるように言った。
これも、彼は素直に食べた。

 私が彼をこの家から出してあげないのなら、小さな彼は自力では食事ができない。
ならば、彼は私の与えるものを食べるしか、選択の余地はないだろう。

 彼は、今、完全に私のものだった。


 私は食卓の椅子に座り、机の上の彼がビスケットを食べるのを、じっと見つめた。

 小さな彼は、とても私好みの顔だった。
彼は、恋愛ドラマに男優として出演できるくらいハンサムな顔をしていた。

 私はぼんやりと想像をしてみた。
もし、私が彼に普通の交際を申し込んでいたら、どうなったのかしら・・・。

 美人の私と 逞しい彼は、人も羨むような理想的なカップルになれたかもしれない。

 だが、すぐに私は、そんなことを考えるのはやめにした。
私は「頼りになる恋人」が欲しいのではない。
「玩具として使用できるオトコが欲しかっただけなの。

 だから、彼と交際をするなどという想像をしても、何の意味もない。
私は、私が望んだことをしているだけなのだから。


 だが、私は自分の行動が正しいかどうかを、考えてみない訳にはいかない。
私は、とても冷静で知性的な女性なのだ。
一時の感情だけで行動して、後で後悔するようなことはしたくない。


 現在、私は駅前で見つけた男を、小人にして家に持ち帰り、玩具として使用している。
彼が何処に住んでいるのかも、どんな仕事をしているかも、名前すら知らない。

 ずいぶん無茶苦茶なことをしているようにも見えるけど、それは一時的な事だ。
物事は過程ではなく、結果で判断しなければいけないと、私は思うの。

 すなわち、こんなにも美人でスタイルのいい私が、優しく彼を愛撫をしてあげれば、
きっと彼も、私に玩具にされることを感謝するに違いないのだ。

 もし、彼が感謝しなかったら、彼がそう言うまで、責めまくるまでの話だ。

 もちろん、私が情熱的なので、彼を少しばかり痛めつけることはあるかもしれない。
まぁ、それは大目に見てもらわないといけない。
今日の私は満月の光を浴び欲情して、小さな彼の身体に興奮しまくっているのだから。


 しかし、私を心配して電話をかけてきてくれた父さんの優しい声を聞いたため、
私の決心は、少しだけ鈍っていた。


 どうにも言い訳ができないことがある。
・・・さっき、私はもう少しで彼を窒息死させるところだった。

 彼は、「私の中に入れられたら潰れる」とか 言っていた。
しかし、私の陰裂の肉壁は、とても柔らかく、彼を中に突っ込んで絞り上げても、
クッションとなって彼の小さな身体を守り、彼を潰してしまうことはなかった。

 しかし残念なことに、私の中には、酸素が存在していなかった。
したがって、彼は2分もたたないうちに、窒息してしまいそうになった。
まぁ・・・、よく考えたら、当たり前の話ね。

 あの時、私が彼を身体を摘んで、出したり、入れたりしてあげたら、
彼も外に出た瞬間に息をすることができたかもしれない。

 まるで、水泳をしているみたいね・・・。

 しかし、私が彼を中に突っ込んだ瞬間、ものすごいエクスタシィーが私の全身に走った。
あの気持ちよさは、きっと経験したものでないと、理解できないと思うわ。

 それで、私は彼を中に入れたまま、失神してしまいそうになったの。

 あの時、電話がかかってこなかったら、取り返しのつかないことになっていた。
これは、いくら何でも話にならない。
どう好意的に考えても、私の方が悪い・・・。


 しかし、すんだことを、くよくよしても始まらないわ。
人は過ちをしても、そこから学習をすることができる。
すなわち、彼を頭から突っ込んだから、彼は呼吸することができなくなったのだ。

 ならば、私の肉裂の中に彼を足から入れて、頭だけ外に出しておけば・・・、
彼が窒息することなどあり得ない。

 そうすれば、私は彼の身体を使ってやりまくることができるに違いない。


 私はこの思いつきを試してみることにした。





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