《 巨大看護婦の午後 》 前編

               CG画像 June Jukes
               文 みどうれい

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 こんなに気分のいい休日には、

 看護婦寮の外に出て、街に行ってみたい。

 新調した白衣を着て街を歩いてみたい。

 道行く人が事故を起こさないように、優しく見守ってあげたい。

 
私は巨大看護婦、人々を癒すのが仕事なのだから。



 こんなに気分のいい休日には、

 大好きな白衣を脱ぎ捨て、下着姿になってみたい。

 私の美しい姿態を町中の人々に見せてあげたい。

 これでもボディには自信があるのよ。

 小さな男達には手の届かない高嶺の花、

 私の大きな体を見上げ、驚く人々の視線を感じるの。

 あぁん、美しい私をもっと見て。 あなたの視線が私を熱くする。

 
私は巨大看護婦

 でも、介護の仕事はとてもたいへん。ストレスたまっちゃう。

 だから・・・オトコを誘惑したい気分になる時もあるの。



 人々を癒してあげたい優しい気持ち。 男を誘惑したいワルイ女の心。

 二つの心が私の中にあるの。 女って不思議なものね。


 私は
巨大看護婦、今日は何をしようかな。


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