《 父と娘の会話 》


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 西暦2050年、男性だけを縮小する「シュリンカー光線」が開発された。

 そして、この年より世界は少しずつ変わっていった。

 そう・・・男が小さくされて、女の子のオモチャにされる時代が到来したのだ。


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 ここは実業家ハドソン氏の家、

 彼は、娘のエミーが最近「縮小光線砲」を買ってきたことに、頭を悩ませていた。


 「エミー、ちょっと話がある」

 「なあに、父さん?」


 「お前、縮小光線砲を買ったのか?」

 「ギクッ、・・・父さん、知ってたの」

 
エミーの顔色が変わる。

 「男を小さくして、玩具にして遊んでいる女の子がいるそうだが・・・」

 「なぁ〜に、言ってるのよ、私は別にトミーちゃんをパンティーの中に入れてないわよ〜ん」


 「・・・今、何を言った?」

 「きゃ、何するの、父さん! 触らないでよ」


 ハドソン氏、娘のパンティーを力ずくで脱がす。

 中には、やはり男の小人が入っていた。







 「あぁ、な、なんと言うことだ! パンツの中に小人を入れて・・・」

 「何するのよ〜 エッチ 痴漢 すけべぇ、父さんのバカ」


 「誰だ、この小人は!」

 「生徒会長のトミーちゃんよ、どうしてもって頼むから、縮小光線で小さくしてあげたの」


 「何てことするんのだ!」

 「本人の希望よ、私みたいなキュートな女の子のペットになれて、彼も喜んでいるわ」


 「許さん、このバカ娘が、こうしてくれる」

 「いやー、何するの」


 ハドソン氏は、エミーを押さえつけ、お尻を叩く。

バシ、バシ、バシ、バシ 

 部屋中にお尻を叩く音がこだまする。


 「いやあーーお尻、痛あぁーーい、父さん、ギブ、ギブ」


 「エミー、もうイタズラはしないと約束するね?」

 「ゴメンナサイ、 もうしません」


 「トミー君に謝って、彼を元の大きさにして帰ってもらいなさい」

 「・・・・・・はい」



 エミーちゃんは 「父さんも縮小光線で小さくしてしまおうかしら」 と思ったのですが、

 さすがに、そこまで恩知らずなコトを父親にはできず、しぶしぶ今日のイタズラは止めるのでありました。


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 西暦2060年・・・ 世界は平和であった。

 人々は、まだ良心に従って行動していた。

 地球上の男性のほとんど全員が縮小され、文明が崩壊するのは、それから約200年後の事であった。




(父と娘の会話 終わり)




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