《 お兄ちゃんと私 禁断の小人契約 》 

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第11章 私だけを見て


<1時間後>
気を失った小さな兄がなかなか起きない。
ふと思いついたメイは、兄の部屋に行きそこで兄のスマホの履歴を見る。
愛する兄が同級生の夏子先輩と交際している証拠を見つけ激怒する。
自分の部屋に戻ったメイは、たっぷり兄と遊ぼうと決意するのだった。


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(妹の視点で)

お兄ちゃん、ようやく起きたのね。
気を失ってなかなか起きなかったから、すごく心配したのよ。
待ってる間に、いつものアイドル衣装に着がえたの。
この方がメイらしくていいでしょう。



小さなお兄ちゃんをオモチャにするのって、本当に楽しいわ。
さて、それじゃ、お仕置きしてあげるね。
え、「お仕置きって、どうして?」と聞くのお兄ちゃん。
気を失っている間に、ちょっとお兄ちゃんのスマホ見せてもらったの。
お兄ちゃんの部屋の机の充電器の上に置いてあったわ。
あ、勝手に部屋に入ってゴメンナサイね。
でもスマホのパスワードが自分の誕生日って、セキュリティが甘過ぎよ。

スマホの履歴を見せてもらったら、出るわ、出るわ、夏子先輩とのデート中の記念写真。
しかも高校生のくせにホテルへ行って、ほとんど裸の2ショット写真を撮影してるなんて、
何を考えているのよ、恥ずかしい。
それに私という妹がいるのに、他の女と浮気していたなんて、許せないわ。

正直に言いなさい、
夏子先輩とSEXしたの? 本当のことを言わないと握り潰すわよ!
え、「夏子先輩の方から強引にせまられて、ついSEXしてしまった」ですって?
嘘よ、嘘、うそ、私のお兄ちゃんが他の女とSEXしたなんて。

な、な、なんて恥ずかしい事をするの、
その逞しい肉体で夏子先輩を無理矢理に犯したんでしょう。
お兄ちゃんのお初は、私がもらうつもりだったのに・・・。そう、
私という妹がいるのに、他の女と浮気をしたお兄ちゃんは罰をうけるべきなのです。

え、「いや、健康な男子なら恋人と同意でエッチをしてる」ですって?
「メイの事は好きだけど、兄と妹でSEXできない。とにかく落ち着いてくれ」ですって?
あは、ははは、メイは興奮なんてしてませんよ。いたって冷静です。

え、「メイ、こんな事はやめよう、今なら許してやるよ」ですって???
あはははは、「許してやる」ですってええ!
ちっぽけな小人のくせに何を寝ぼけているのですかあああ!
どうやら本格的に(お仕置き)をしてあげないと自分の立場が理解できないようですね。



お兄ちゃんの「今なら許してやる」という言葉は私の心に火をつけたの。
小人の分際で女神である私を「許してやる」ですってえええ!
もう許せないわ、たっぷり遊んであげよう、お兄ちゃんと・・・。

(続く)


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