【パンストにつつまれて】


              文・コラージュ しゅりりんさん


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「い、いや!……絶対にいやです!!」

 僕の耳に大学のクラブの後輩の
香織ちゃんの悲痛な涙声が聞こえていた。

 今、僕は暗闇の中にいる。肌色の柔らかい壁が僕を包んでいる。正確に言うと、僕の元の彼女である
めぐみの手の中だ。めぐみの手は固く閉じられ、僕はその中に囚われているのだ。外の状況は見えないが、めぐみの目の前には、香織ちゃんが泣きながら立っているはずだ。
  
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は下田博和、大学4年生。長い間つき合っていためぐみと別れたのは3ヶ月前のことだった。原因は僕の浮気…。今年、新しくクラブに入部した大学1年の香織ちゃんが好きになってしまったのだ。いつしかめぐみの目を盗んで香織ちゃんとデートをするようになっていた。めぐみには悪いことをしたと今でも思ってる。別れ話を切り出したとき、めぐみはずっと泣いてたっけ。でも、まさかこんなことになるとは…。
  
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 いつものように大学の授業が終わり、僕は教室を出ようとしていた。
「ねぇ、博和…ちょっとお話しがあるの…」

 めぐみだった。元の彼女から呼びかけられて僕はドキッとしたけど、無視するわけにもいかなかった。

「話しってなんだい…」

 めぐみは教室に僕二人だけになったことを確認すると、いきなり僕に奇妙な液体をかけてきたのだった。青色のその液体は、僕の頭からあっという間に体全体を包み込むように広がり、すぐに皮膚に染みこんでいった。

「ちょ、ちょっと、めぐみちゃん、何をするの?」
 僕は突然のことでビックリして叫んだ。しかしめぐみは薄ら笑いを浮かべながら僕を見下ろしていた。

 えっ?…見下ろす?…そう、彼女は僕を見下ろしていたのである。

「おかしいぞ…めぐみは僕よりずっと背が低いはずなのに…」
 何だか急に高いところから谷底へと落ちていくような感覚だった。体がガクガクと震えていた。

 
そして華奢な体つきの彼女がどんどん巨大化していった。

 いや、僕の体が凄いスピードで縮小してるのだった。

 気が付いたら、僕の目の前にはめぐみの巨大な靴が並んでいた。恐る恐る見上げると、肌色の塔のような2本の足がドームのような紺色のスカートの奥で合流し、ピンクのパンティに包まれていた。彼女のお股が上空を占拠していた。

 更にその上には白いブラウスに包まれた
小山のような乳房が前方に突き出て、その間から巨人となった彼女が薄ら笑いを浮かべて僕を見下ろしていた。

「うふふ…随分小さくなったのね、博和…」

 
彼女はかがみながら僕の方に巨大な手を降ろしてきた。

「わわっ!」
 僕は思わず後ずさりしたが、あっという間に巨大な指に捕まり、上空へと運び去られてしまった。

「うふふ…博和、どう?こびとになってしまった感想は?」

 僕は彼女の手のひらの上に乗せられ、彼女の巨大な瞳の前まで持ち上げられていた。

「ちょ、ちょっと、めぐみちゃん、僕に何をしたの?」

「見ての通りよ。あなたを虫のように小さくしてあげたの。あの青い液体は男の人を縮小させる薬なの。古本屋さんで偶然見つけた『ふられた男に復讐する方法』という本に薬の作り方が書いてあったのよ」

「そ、そんなぁ…。僕をこんなに小さくしてどうするつもりなの?」

「ふふふ…最初は踏み潰してやろうかとも思ったわ。でもそれだけじゃつまんない。私から博和を奪った香織にも復讐をしないとね。この薬は男の人しか効果がないから香織を小さくすることはできないわ。いろいろ考えたんだけど、今からあなたと香織に、二人にとって一番屈辱的なことをしてもらうの」

「屈辱的なことって?」

「今にわかるわ。もうすぐここにあなたの新しい恋人の香織が来るから…」
  
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「い、いや!……絶対にいやです!!博和先輩を私のパンティに貼り付けるなんて…。めぐみ先輩、はやく博和先輩を元の大きさに戻してください!」
 香織ちゃんは必死になってめぐみに訴えていた。

「だめよ。これはあなた達二人に対する復讐なの。今から6ヶ月の間、あなたは博和をパンティに貼り付けて使うの。6ヶ月間が経ったら博和を元の大きさに戻してあげるわ。もしあなたが拒否したら、今、ここで博和を握り潰しちゃうから」

「そ、そんなぁ…」
 僕は何とかめぐみの手の中から顔を出して叫んだ。

「香織ちゃん、絶対拒否するんだ!僕はもう死んでもいい。君には何も関係ないんだから…」

 めぐみは冷たい目で僕を見下ろした。
「こびとの分際でかっこいいことを言うのね…」

 めぐみは僕を包んでいる
巨大な指に力を入れはじめた。僕の体は一気に締め付けられ、息をするのも難しくなってきた。ギシギシとあばら骨がきしむ音がした。

「く、苦しい〜〜〜〜!!」
 思わず悲鳴を上げてしまった。

「や、やめてください!!わ、わかりました…言われたとおりにします…。そのかわり博和先輩を離してあげてください…」

「ふふふ…ものわかりがいいのね。それじゃ、今から半年間、ずっとパンティに博和を貼り付けて使うの。時々私がチェックするからそのつもりでいるのよ。もし少しでも剥がしたりしたら、博和は一生こびとのままだからね。さぁ、その椅子に座りなさい」

 香織ちゃんが椅子にすわると、めぐみは香織ちゃんのスカートをめくり上げた。

「さぁ、はやくパンティに貼り付けるのよ」
 めぐみは僕とセロテープを香織ちゃんに手渡した。

「先輩、ごめんなさい…。先輩を助けるにはこの方法しかないの…。我慢してて…」

 香織ちゃんは目に涙をうかべながらパンストを降ろすと、僕をセロテープでパンティのお股の部分に貼り付けたのだった。




「顔はお股の方に向けるのよ!」
めぐみは僕を張り付ける位置や方向まで細かく指示していた。顔が純白のパンティに接するように貼り付けられた。薄手のパンティの生地を通して香織ちゃんの巨大な割れ目やそれを取り囲む恥毛がはっきりと見えていた。とても柔らかくて暖かかった。甘い匂いが漂っていた。

「…先輩…ごめんなさい…」
 香織ちゃんは何度も僕に謝りながら、再びパンストをはいた。僕はパンティとパンストの間にはさまれ香織ちゃんのお股に固定されたのだった。

「ふふふ…どう?好きな女の子のパンティに貼り付けられた感想は?」
 めぐみは勝ち誇ったように笑っていた。そしてめぐみは香織ちゃんの右手の手首を無理矢理つかみ、香織ちゃんの巨大な人差し指の先で僕をお股に押しつけたのだった。

「わわっ!く、苦しい〜〜〜!」
 僕はパンティ越しに香織ちゃんの巨大な割れ目の肉にのめり込んでしまった。

「めぐみ先輩、何をするんですか!や、止めてください…!あ、あんっ…博和先輩が…」

 香織ちゃんの喘ぐ声が聞こえていた。めぐみは更に香織ちゃんの指を使ってパンティ越しにク○トリスやアソコのヒダに僕の小さな体を擦りつけていった。

 香織ちゃんの腰や股間が上下に激しく動いていた。我慢できずに悶えているのだった。しばらくするとパンティの生地からネバネバした液体がにじみ出て、僕の体にからみついてきた。香織ちゃんの息づかいが荒くなっていた。

「どう?自分の指で彼氏をアソコに擦りつけた感想は?」

 香織ちゃんはおえつを漏らしながら震えていた。

「ふふふ…随分気持ちよさそうじゃない…こんなに濡れちゃって…。それじゃぁ、6ヶ月経ったら許してあげるから私のところに来るのよ。もう一度言っておくけど、博和をずっとパンティに貼り付けておくの。少しでも剥がしたり、警察に通報したりしたら、博和は二度と元の大きさに戻れないからね。わかったわね?」

 めぐみは教室から出ていった。
  
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 めぐみが教室から出ていってどれくらい経っただろうか。香織ちゃんは椅子にへたり込んでぼーっと天井を見ていた。非現実的なことが一度に起こって茫然自失になっていたのだ。

「あっ…そうだ…先輩は…」
 彼女は急に思いだしたようにお股を見下ろし、僕に話しかけた。

「せ、先輩…。大丈夫ですか?苦しくない?」
 香織ちゃんは自分のお股に貼り付けられている僕を心配そうに見つめていた。

「あ、あぁ、…大丈夫だよ。香織ちゃん、ごめんね…僕のために巻き添えにして…」

「ううん…いいの。先輩こそ香織のとても汚いところに貼り付けられてかわいそう…先輩ったら香織のジュースでこんなに濡れてる…。恥ずかしい…。
先輩をアソコに擦りつけて感じてしまうなんて…

「香織ちゃん、いいんだよ。このまま6ヶ月間ここで頑張ってみるよ。6ヶ月我慢したら元に戻してもらえるんだし…。それに大好きな香織ちゃんのお股とずっと一緒にいれるんだから…」

 僕はパンティの生地の上から両手を使って彼女のアソコを撫でたのだった。迷惑をかけたお詫びのつもりだった。

「あんっ、先輩…。先輩ったらそんな小さな体で香織を慰めてくれてるの?優しい先輩…。香織ったらどうしちゃったのかしら…何だかとっても気持ちが…」

 香織ちゃんの目はとろんとしていた。


 彼女は僕の方にゆっくりと手を伸ばし、巨大な指でパンスト越しに再び僕をアソコへと押さえつけたのだった。


「えっ?ちょ、ちょっと……香織ちゃん…」
  


 ……ムギュッ…にゅちゅっ…にゅちゅっ…


  
 
僕はさっきよりも強い力でアソコに擦りつけられていた。


 
そう、今度は彼女自身の意志で……。



  
おしまい
  


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