性的な描写があります。 20歳未満の方は読まないでください。

《 この世界は「えっちなおねえさん」のモノになりました 》 04

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第4章 ストーカーの男


(地上の男性の視点で)

男がいた。 名前を田野崎という。
呆然と空を見上げている。

いや、正確には空を見上げているのではない、
彼の目の前に展開する巨大なお尻を見上げていた。

こ、こ、これはいったい??

でかい、でかい、あまりにも巨大で
エッチで 下品で 美しいビキニの尻!






田野崎は、数か月前に亜理紗のストーカーをしていた。

電車で亜理紗を見かけた田野崎は、一瞬で彼女の美貌の虜になった。
それ以来、何回か同じ電車に乗って、亜理紗の後ろにまわり尻をさわっていた。
痴漢だと言われてもかまわない、ただ彼女しか見えなかった。

ある日、大柄な男が来た。 亜理紗の彼氏らしい。
雷太と名乗った男は田野崎をボコボコにした。
「俺の女に手を出すな!」 財布と免許書を取られた。
次に痴漢行為をしたら田野崎の会社に連絡すると脅される。
諦めるしかなかった。

あれから数か月、
突然、街に巨大な女が出現した。

田野崎は一瞬で分かった。 あの巨人女が亜理紗だと。
何回も触りまくった彼女の尻が、こんなに、こんなに大きくなって帰ってきた。
彼は気がついていなかったのだが、巨大化した亜理紗は特殊なフェロモンを出して、一部の男の脳を狂わしていた。

おぉ、何と素晴らしい尻だ。
まさに天空を支配しているううう!


田野崎は正気に戻る。
いかん、彼女はここに座るつもりだ。
あんな巨大な尻に座られたら確実に潰される!
田野崎は必死に走り出す。 とにかく巨人の座る位置から逃げるのだ。
恐怖は彼に力を与えた。陸上競技選手のダッシュのように走る。


かなり長い時間、彼女は尻を上げたままの姿勢を維持していた。
「ここから逃げてください」という意思表示だろう。

おかげで巨人の尻が、かなり後方になる。 これで安全だ。





やがて巨人亜理紗の声が響く。
「皆さん、私はここに座ります。10数えるから、その間にお尻の下から逃げて下さい。 10、9、8、7・・・」 
お尻を上げたままカウントダウンを始める巨大な亜理紗。

カウントダウンはすぐに終わる。
「3、2、1 はい時間切れ」

巨大な尻が天空から降りてきて、全ての物を押し潰す。

ずううううううんん!!
推定体重500万トンの超巨人がそこに座る!





間一髪、衝撃で吹っ飛ばされたが田野崎はその場所から逃げる事ができた。
背後のビルや家が地面に圧縮されている。

「助かった! 俺は助かったぞ!」
歓喜の声を上げる田野崎。 恐怖と快感の中で彼は射精していた。
そのまま電車の駅に逃げる田野崎。 まだ電車は動いている。
これで、あの恐ろしい巨人から逃げられるだろう。



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