《 真夜中の体育倉庫 》 第18話

----------------------------------


(女の子の視点で)

 そう、私はいつも遠くから健一さんを見つめていた。
健一さんに抱きしめてほしかった! キスしてほしかった!

 でも、貴方と話をしたことも無かったのに、
いきなり「キスをしてください」なんて言える訳がなかったの。

 私は貴方を愛していたのに、健一さんはまるで無視していた。

 だから私には貴方に好きなコトをする権利があるの。
そうね、健一さんを食べる前に、キスをしたいなぁ。

 ふふふ、健一さん、キスにも色々なバリエーションがあるんですよ。
それじゃぁ、キスしてあげます。 私の唇と舌とで愛撫してあげますわ。



 小さな貴方を唇に運びます。 さぁ、楽しみましょう。

 まず最初は、指で摘んだ貴方に、唇で優しく触れる。

 上下の唇を閉じたり開いたり、すぼめたりして身長2cmの小人を玩ぶ。
健一さんを潰さないように気をつけながら、強弱をかえて触れる。押しつける。
上下のどちらかの唇だけで触れる。

 あぁ、健一さんが暴れている。
あは、唇って、女の子のカラダでも柔らかい部分なのに、
健一さんが手で叩いても、ほんのかすかな抵抗しか感じない!

 貴方はなんて小さくて弱いのかしら。 本当にぞくぞくしちゃううぅ!

 次は唇で健一さんをさすります。

 唇を小さな貴方にあてがい、アクセントをつけて上下左右に動かしさする。
ソフトな感じに、くすぐるようにしたら、性感が高まるのかしら?

 もう我慢できない。 舌で舐めちゃうね。

 健一さんの全身を・・・。

 舌先で葡萄の実を舐めるように、優しい感覚が気持ちいい。

 ・・・・はあん・・・か・ん・じ・るぅ。










目次に行く ←戻る めくる→