《 学校の巨大娘7 進化系ポケット彼氏 》

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 男性にのみ起こる縮小現象・・・2030年の今日、先述したように多くの男子生徒が小指サイズに小さくなっている。 彼らの多くが恋人の彼女に保護されて「ポケット彼氏」として巨人のペットとなり、それなりに幸せに暮らしている。

 しかしそんな中でも例外はある。 小さくなったり、元のサイズに戻ったりを周期的に繰り返す男性もいるのだ。

 「縮小男性の進化系」とも言うべき彼らは「マイクロボーイ」という俗称で呼ばれている。小さくなっても数時間後に元のサイズに戻る。 現代科学では全く説明できない現象である。

 先述のように男性の縮小現象の原因は全く不明である。 某軍事大国が敵対国の衰退を願い縮小ウィルスを開発したら、それが世界に流出してしまったとか、女性天才科学者が夫の暴力に怒り縮小薬を開発したとか色々な説が流れている。

 だが肉体と同時に服まで小さくなっている。 これは説明できない。 もしかしたら、この謎の縮小現象も人間の意志が関わっているのかもしれない。

 そう・・・あなたは願ったコトがないだろうか? 「小さくなって女の子のブラジャーの中に入ってみたい」 と・・・。

 さて「マイクロボーイ達」であるが、彼らも最初はその不可思議な現象に戸惑っている。 小さなサイズになるということは、それだけ危険が増すということである。 しかし、数時間後には元に戻るのである。 やがて慣れてしまう。 人間とは順応性があるものなのだ。

 今日はその縮小能力を持った男子の午後を紹介してみたいと思う。

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 放課後の
教室、やや薄暗い中、一人の女子高性が椅子に座っている。

 ふと彼女の足元をよく見ると、何か小さなモノが動いている。


 あぁ、小人さんだ! 小人さんが女子高校生の足元に迫っているのだ。




 自分で近づいたのに、その巨大な足の迫力に驚いている。 まぁ、仕方がないであろう、小さくなった彼にとって彼女の足は自動車くらいのサイズなのだから。 この大足なら簡単に彼を踏み潰せるだろう。

 私、巨大娘愛好家の海堂礼はどちらかと言えば「巨大お胸派」なのだが、この彼氏は俗に言う足フェチらしい。 小さくなったのを幸いに、こっそりと彼女の足元に走りより、その巨大さと自分の無力さを堪能したいらしい。

 
巨大な女の子に見つかったら、ただではすまない。 もしかしたら恥ずかしいお仕置きをされるかもしれない。 いや、事故であっさりと踏み潰されるかもしれない。

 しかし、そこでのスリルは、言葉では表現できないのだろう。 彼は危険を避けるよりも、むしろ求めるように、性格が変化しているのだ。

 
目前に見上げる巨大な彼女!

 巨人の彼女を見上げる時の達成感は、他の何ものにも代えがたい感動なのかもしれない。 


 小さくなった男達は他でも悪さをしている。 そのカラダで女子高校生の更衣室に侵入して女の子のあられもない姿を覗き見したり、 彼女のカバンに侵入して家まで行き、夜中に寝ている巨大な女の子のカラダの上を這い回るとか・・・。

 まったく何という無茶をするのか・・・。

 フェチとはギラギラと燃え上る情熱。 全てを燃やし尽くす。

 誰が言った言葉であろうか。 その言葉の意味を本当に
理解するのは、この私、巨大娘愛好家の海堂礼にも難しい。



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